【簡単】機種を見分ける「3つのポイント」ーエアバスA320

ハイテク小型ジェット旅客機、エアバスA320

抜群の燃費で世界中の注目を集めたハイブリットカー”プリウス”や、使い勝手やエンターテイメント性で人々を魅了した”iPhone”などなど、歴史に名を残す画期的なアイテムってありますよね。旅客機のなかでいえば、操縦系統に電気信号を使った「フライ・バイ・ワイヤ」をはじめ、数々の先端テクノロジーを導入したハイテク小型ジェット旅客機、エアバスA320もそれに当たるかもしれません。

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難易度は★

タイヤの数はボーイング737と、大きな扉の数はボーイング767と同じですが、以下の3つのポイントを踏まえれば、簡単に見分けられます。

その1…コックピットウィンドウの両端が下がっている
その2…主翼の先端に小さな翼が付いている
その3…尾端が円錐形

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コックピットウィンドウは全部で6枚。”たれ目”顔というんでしょうか、正面2枚に対して、サイドの窓が下に向かって広くなっています。いちばん後ろの窓が五角形なのもエアバス機の特徴です

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主翼先端には空気抵抗を減らす”ウィングチップ・フェンス”という小さな矢じり状の翼がついています。最新仕様では”シャークレット”という大きく上に伸びた翼状のものがオプションで設定されました

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補助エンジンが納まる機体後部はテーパー状にスッと細くなっています。排気口部分は塗装されておらず、下に尾灯が備わります。尾翼はライバルであるボーイング737と異なり、二段階でなく、普通のカタチです

ヨーロッパの航空機メーカー、エアバス社が製造するA320は1988年にエールフランスによる初就航以来、6400機以上が製造されたベストセラー機。日本ではANAやスターフライヤー、ジェットスタージャパンなどが運航しています。カラーディスプレイがずらりと並ぶ操縦席、ジョイスティックのような操縦桿など、先端技術の数々を導入したハイテク機の偉大なる源流は今日も世界中の空を舞台に活躍しています。

また、先進性が注目されるA320ですが、イルカのように丸っこく、愛らしい顔つきも特徴です。胴体の短いA318やA319、胴体を延長したA321といったバリエーションもあり、ベトナム航空やフィリピン航空など、アジア圏からも国際線として飛来するので、空港で探してみるのも楽しいですよ。

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